就活は自己分析から始まる。
大学のキャリアガイダンスや
様々な就活支援でも
自己分析の仕方が語られているが、
自己分析はやってはいけない。
自分の内面のことはわからない。
わからないことを突き詰めようとしても
答えは出ない。
自己分析・・・自分のことを知ることは
人生の永遠のテーマ。
就活のために、短期間でわかるものではない。
だから中途半端に取り組まない方がいい。
では、どうするか・・・。
自分の長所、短所、特徴を
親しい友だちから聞く。
自分のことは他人の方がわかっていることの方が多い。
ましてや、就活では他人が面接であなたを評価する。
そういう意味でも、他者評価に慣れていた方がよい。
多くの人に聞けば聞くほど、自分のことがわかってくる。
すごく親しい人の自分に対する評価と
そうでもない人の自分に対する評価の違いもわかる。
また、安易な自己分析で、
就職したい企業を絞ることも危険。
「そもそも、企業のことを知らない」
×
「安易な表面的な自己分析」
この二つの掛け合わせは、大きな誤解、矛盾を招くだけ。
安易な自己分析は、自分を決めつけてしまい、
理想と現実、ありたい姿とあるべき姿がごちゃごちゃになり
本当の自分の姿を見失ってしまう。
就職先の決定には、相性が大事なのだが、
安易な自己分析は
この相性を感じる感性を鈍らせる。
この会社で本当に働きたいと感じたのか。
この会社なら楽しく仕事ができそうなのか。
この感覚を守るためにも、
自己分析は必要ない。