和する組織をつくる

新人の即戦力化

最近、

このような時代だから

新入社員にも即戦力化が求められてる。


などという言葉をよく聞きますが、

即戦力化って

可能だと、本当に信じているのでしょうか？


即戦力が必要なら、

経験者を採用すればいい。


新入社員は時間をかけて

育てるしかない！

のです。


早期育成しようとしても、

結局促成栽培になってしまい、

後々伸びない、使えない社員を作ってしまう。

そして、育成するためには、

先輩たちが時間を作って教えるしかない。


全体の意識を高める集合研修は必要ですが

仕事そのものは、先輩たちが教えるしかないのです。


そんな時間はない。

のであれば、

新入社員の採用は辞めましょう。


新入社員の採用を行うなら、

本気で先輩（既存社員）を巻き込みましょう。


新人でも1年で成果を出せる！

これは真実です。

が、その仕事は

所詮新人1年目でもできる仕事。


最低でも3年は育成期間だと考えて

先輩が仕事を仕込むことができれば、

先輩も一緒に大きく成長するのです。


早期化、という言葉の危ない点は、

何も教えずに、

仕事だけを与えて、

勝手に育つ人間だけ生き残る。


このような風土と表裏一体だから

なのです。

好き嫌い

年をとるごとに好き嫌いが

はっきりしてきてる。


自然体で物事をみて、感じるように

なってきたからから、

いいモノはいい、

悪いモノは悪い。

と直感的に感じるようになってきた

かもしれません。


例えば・・・

嫌いな言葉は、

「オンリーワン」

人は（企業は）オンリーワンを目指す。


って、人や企業はそもそもオンリーワンなのであって

目指すものではない。

競争してナンバーワンを目指すからこそ

成長するし、失敗から得られるものがある。

現実から”逃げている”としか思えない。


例えば・・・

「勝ち組負け組」

のようにステレオタイプでくくってしまうこと。

あるひとつの基準で、しかもある瞬間のことでしかない。


好きなこと、共感できることは、

「知らないことを知る」

だから知ろうと努力するし、

その結果、まだまだ知らないことがある

ことを知って、さらに学ぼうとする。


もちろん、

「自然体な人」

感じたことを素直に表現する。

成長するための基本ですね。

・・・今日のラン・・・

29日（土）　皇居往復+皇居3周+α　23K

30日（日）　皇居往復+皇居2周+α　18K

31日（月）　休養

　　　　　　　今月は253K達成。自己ベストです。

　　　　　　　レースもないのに、どうしてこんなに走るのか、

　　　　　　　自分でもよくわかりませんが、

　　　　　　　6月も200K目指します。

結果が出てからは何とでもいえる

イチローや石川遼。


本当に素晴らしいプレーヤーです。


心から凄いヤツだと思うし、尊敬します。



そんな彼らだから、研修の中で良く登場します。


小学生の時の作文。

「メジャーリーグで活躍する」

「20歳でマスターズ優勝します」


成功する人は、目標が具体的で

（かつ、日付が入っている）

だからみなさんも人生の目標を明確にしましょう！

と、勝手に使われているのです。

なるほど！

じゃ、俺も目標を立てよう！

そうです！目標を立てないと成功しません！

これ違います。

成功した人だから言えるだけで、

小学校の時に

「メジャーリーガーになる！」

「マスターズで優勝する！」

あるいは、

「プロ野球選手になる！」

「Jリーガーになる！」

と作文に書いた子供なんて、

たくさんいるはずです。

彼らが本当にすごいところは、

そのために、色んなことを犠牲にして、

練習を積み重ねたところ。

誰よりも練習する。

負けたら本気で悔しがり、

さらに練習をする。

とは言っても、

練習しても一流になれない人がいるのも事実。

どこかであきらめて、別の目標を見つける。

この繰り返しが大切だと思います。

目標や夢なんて必要ない。

ということではありません。

人は、自分がイメージできない物には

なれませんからね。

このブログで、何度も繰り返していますが、

大事なことは、やっぱり

「行動すること」

そして、とにかく

「やり続けること」

頑張った人、みんなが一流になれるわけではない。

でも、頑張った過程から何かを得ることで、

結果的にしあわせになることができる。

そう思います。

配慮と遠慮

研修でのディスカッション、


どれだけ本音で話せる環境を作れるのかが、


講師の腕の見せ所です。


表面的な会話になっては、

何の意味もないし、時間の無駄。


本音を引き出すために様々な工夫をしていますが、

その一つは、自分自身が本音で話すこと。


いいモノは良い。

ダメなモノは悪い。


その時に、事前に現場に入っている意味が

出てくるのですが、


もうひとつが、

「配慮」と「遠慮」


とにかく、遠慮しない。

言いたいことを遠回しに言うのではなく、

ストレートに、はっきりと言う。


でも、配慮は欠かさない。

個人の人格を攻めるとか

プライドを傷つける。


そんなことをしたら、反発されるだけ。


でも、遠慮なくバシバシと。


ディスカッションでも、

遠慮と配慮を混同して、結局何がいいたいのか

わからない人が実に多いですからね。


そこに、気付かせてあげないと

変わっていかないのです。


・・・今日のラン・・・

28日（金）　皇居往復+皇居1周+α　12K

　　　　　　　体重　60.8K

　　　　　　　スカイツリーの展望台がだんだん大きくなってきました。

研修の困った人

研修に参加する時、


携帯電話は切る！


映画やコンサートと同じで当たり前のこと。


でも時々これが守れない人がいる。


その前に、どんな人は守っているか。

1.新人

　・当たり前

2.仕事ができるひと

　・研修に集中して、必ず何かを得て帰ろうという

　　意欲が高い

3.スケジュール管理が出来ているひと

　・事前に段取りが組めている


では、守れない人は・・・

1.忙しい素振りを見せたがるひと

　・こんなところまで俺を追っかけられるんだ！

　　と周囲の人に見せたがる

2.スケジュール管理が出来ていないひと

　・ただ、仕事に追いまくられている


目の前のことに集中できないと

成功しませんよ。

自分のことは意外なほど見えていない

「人の振り見てわが振り直せ」


ですね。


会社の中で、


「あいつは仕事ができない」

「人の話を聞いていない」

「まじめに仕事していない」

・・・・・・


など、不平不満を言ったり、愚痴ったりする人、

いますよね。


でも、そんなこと言ってる人が

そうだったりする。

というか、ほとんど言ってる当人に

そのまま当てはまる。


本当に人は自分のことが見えていない。

（もちろん私も含めてです）


だから、大事なことは、

周囲からのフィードバックを受けること。


フィードバックを受ける時、何もしゃちこばって

「何か気になることがあればフィードバックしてください！」

と言う必要はない。

自然な会話の中で、聞きだしたり、

感じたりすること重要。

つまり、

「周りの人は自分のことを良く見ている」

という事実を受け入れること。


「フィードバックしてください！」

って言われたら、

「じゃあ・・・」って言えないですからね。


・・・今日のラン・・・

27日（木）　皇居往復+皇居1週+α　12Ｋ　体重60.6Ｋ

　　　　　　　これで今月は4日残して200Ｋ達成！

　　　　　　　今月は雨が少なかったし、

　　　　　　　毎日のストレッチのおかげで

　　　　　　　ふくらはぎ痛はほぼ完治したおかげです。

　　　　　　　毎朝、気持ちよく走れることに感謝です。

またまた事業仕分け

またまた茶番劇そのものの

事業仕分けが行われている。


裁判所のコピーが50円！

高いから安くしろ！


そんなこと、どうでもいいじゃないですか。


コピーを頼んだら50円/枚。って、

誰かに頼んだらそのくらいとっても

いいんじゃないですか。


自分でとったら20円/枚だそうですから、

高いと思えば自分でとるか、

アルバイトでも雇ってとらせたらいい。

（アルバイトの時給換算すると50円近くなるんじゃない？）


と、どうでもいいことを

如何にも国民のことを考えてますよ！

とパフォーマンスするのは

いい加減やめて欲しい。


行政の本当の無駄は、

そんなところにないんだから。


一度事業予算がついたら、

中身はともかく、使い切る体質そのものを変えないと。


同じように、高速道路平日2000円の延期。

値上げは反対！

だなんて、暫定的な休日1000円と比べての話で、

普通の感覚で考えたら、

長い距離を乗ったら、

その分払うのが当たり前じゃないの？


選挙目当ての政治は辞めて欲しい。


ということで、

谷　亮子に責任はないけれど、

有名な人を出せばいいという

政治家の前時代的感覚には

目の前が真っ暗になってしまう。


そんな人たちでも通用する（らしい）

参議院をなくしても、

多分絶対、確実に何も問題は起こらない、

だろうね。

グローバル化

とある日本を代表する大企業の

幹部研修。


その内容は・・・、


国内の競合会社との差別化戦略や

コンサルティングのフレームワークを使った

自社の分析。


世界の中でどのように戦っていくのか、


国外のマーケット、海外競合の戦略には

触れていない。


危機感を持ってしまいました。


国内のマーケットだけ見ていては、

人は育たないし、

事業は拡大しないし、

いい商品は提供できない。


1億2000万人という

中途半端なマーケット規模がそうさせるのか？


海外をメインのマーケットと考える

企業がもっともっと出てこないと

日本は衰退していく。

自動車、家電メーカー、金融、食品・・・

中途半端な大企業が多すぎます。

その中で期待しているのは

ＦＲ（ユニクロ）

5年後、世界のブランドになっているの

チャレンジは失敗に終わっているのか

わかりませんが、

用意周到に、そして大胆にチャレンジしないと

成功しない。

そのためにも、

馬力のある創業社長か、

大企業でも40代のトップが出現する

必要があるでしょうね。

・・・今日のラン・・・

26日（水）　皇居往復＋皇居2周＋α　16.5Ｋ

　　　　　　　体重60.4Ｋ

　　　　　　　やっと体重が減少傾向に。

　　　　　　　結果は後からついてくるものですね。

営業セミナー

先程まで営業セミナーを行ってきました。


弊社で新しく開発した


「エンゲージメント・セールス」

の体験セミナー


セールススキルの研修は数々ありますが、

（私もリクルート時代に扱っていました）

なかなか成果を上げることができないのが実情。


でも、営業マンが業績を上げるために、

セールススキルの習得は絶対に必要。


と、いうことで、


今までの知見をフル動員して開発したプログラム。


ポイントは、営業のプロセスに

お客さまの感情の変化（瞬時の！）

を如何に読みとって、対応するか。

ということ。


これは、今までの営業スキル研修に

全く欠けていた点なのです。


「お客さまの感情を理解することは大事」

「納得とは理性だけでなく、感情も大事」

とは言われていても、

どのように感情を読み取っていくのか、

読みとったあとどうするのか。


ということまで深めた研修はありませんでした。


営業未経験の方から

営業歴30年というベテランの方まで

参加者のみなさんには大変納得いただくことと

ができました。


ほんとうにありがとうございました。

和する組織の本当の強さ

昨日のサッカー日韓戦。


残念な結果で思うところは多々ありますが、


先週のコメントを聞いているよ


”和する組織（チーム）”とは何か？


の解釈が大きく間違っている！


と感じざるを得ませんでした。


×　和する組織＝個人の良さを消す

○　和する組織＝個人の能力を最大限引き出す


ことなんですよね。


ひとり一人が持っている、

異なる個性や能力を最大限引き出す。


そのためには、ひとり一人が

周囲に遠慮することなく、

・自分を出しきる。

ことが大前提で、

さらに、チームの力によって、

・個人の能力を伸ばす。


その結果がチームの和になる。


そのためには、チームメンバーが

お互いの特性、個性、考え、能力を知り、

お互いに引き出す方法を考える。


さらにそのために、日々の基礎練習があり、

フォーメーションの練習がある。


フォーメーションは、状況の変化に応じて、

メンバーひとり1人の個性を引き出すための

引き出し（パターン）な訳で、

そのために練習であるべき。


日本チームはその基礎もできていない。


でも、これは


”和する組織”とは何か？

の解釈が統一されていないことに

起因している。


繰り返しになりますが、


×　和する組織＝個人の良さを消す

○　和する組織＝個人の能力を最大限引き出す


ことなのです。


・・・今日のラン・・・

25日（火）　皇居往復+皇居1周+α　11.5Ｋ

　　　　　　　体重61.0Ｋ

　　　　　　　暑くなってきましたが、快調です。