会社の理念を明文化しなければいけない。
よし!社内で有志を集めて理念作りを行おう!
コンサルタントに入ってもらって、理念づくりを行おう!
数か月の時間と多大な予算をかけた結果言語化された理念は
「お客さまのために」「顧客第一主義」「クライアントファースト」とCSに関係することだったり
「地域社会のために」「地球環境のために」・・・とCSRに関係することだったり
なんだか、当たり前のことになってしまうケースがほとんどです。
企業たるもの、お客さま、従業員を大切にし、事業を通して社会に貢献することは当然のことですよね。
しかし、言語化してしまうことで、
「顧客第一主義っていっておきながら、結局売上第一主義じゃない!」
「地域社会のためにって、具体的に何してるの?」
と、マイナスの効果を生みだしてしまうことも結構あったりします。
大事なことは、社長が行動・態度で示すこと。
社員は社長のことを本当によく見ています。
言ってることより、やっていることをみています。
社員の行動がおかしいと思ったら、社長自身が普段の行動を見つめ直し、
行動を変えるしかないのです。
理念作りに、時間とお金をかける前にやるべきととはただひとつです。
先日、信頼している社長に聞いてみました。
「社長の会社では理念を明文化していますか?」
「そんなものないよ」
その会社の方はみなさん素晴らしい働きをしています。社長の姿をみて。
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