反省を込めて、これまで行ってきた新人研修の
見直しを行いたいと思っている。
そのような対象であれ(学歴、職種)、
新人研修で欠かさず話していたことがある。
「報告・連絡・相談(ほうれんそう)」と
「PDCA」
この二つは、ビジネスの基本ですよ。
絶対に忘れてはいけません。
研修中にも実践してください。
その結果、真面目に報連相を行うほどに
大事なことは、自分で判断せずに上司に判断を委ねる
ビジネスマンをつくってきたのではないか。
計画を立てないと動けないビジネスマンを作ってきた
のではないかと。
そんなことより大事なことは、
「自分で判断すること」
「自分で判断した結果は自分で受け入れること」
このことがよっぽど重要ではないか。
マネジメントの研修では
「自分で判断することの重要性」を伝え、
「判断することがマネジメント」と教えていた。
しかし、新人の頃から報連相に慣れ親しんだ
マネジャーに自分で判断しろと言っても、
無理なのではないか。
「報連相=責任転嫁」
ともとれる訳で、それに安住してしまった人に
自分で判断すること、判断した結果をの責任をとること
の重要性を説いても遅いのではないか。
ビジネスに正解はない。
そこは、今の新人研修でも伝えている。
だからこそ、自分で判断しなさい。
新人であっても、自分で判断した結果は、
自分で責任とりなさい。
これからは、そんな指導をしていきたい。