どんなに就職が厳しくても
ブラック企業には入社してはいけない。
これは当たり前のこと。
では、ブラック企業とはどんな企業のことを言うのか。
この定義を間違ってはいけない。
最近目にするのが、
残業=労働時間 に関すること。
サービス残業を強要する。
休日出勤が当たり前で、
しかも手当がつかない。
=ブラック企業!
ではない。
その中身をよくみないと判断できない。
例えば・・・能力が高いAさんは、
毎日3時間でXという業務を終えていた。
それを引き継いだ新人Bさんは、
要領が悪く、毎日残業しても終わらない。
こんな例は、よくあること。
残業代をきちんとつけると
AさんよりBさんの方が給与が高くなったしまう。
これはおかしい。
営業でも、企画でも、ほとんどの仕事と報酬の関係は、
拘束される時間ではなく、出したパフォーマンスに対して
支払われるもの。
仕事は、時間の切り売りではない。
このことを理解しないと
おかしなことになってしまう。
本当のブラック企業は、
やっている事業そのもの、あるいはやり方の問題。
中小企業とか大企業の差ではない。
法律すれすれか、詐欺同然のやり方をとっている
大企業もある。
それがまさしくブラック企業。
待遇がよくても、福利厚生が充実していても、
そんな会社は絶対に選んではいけない。