少し古いニュースではありますが、
吉野家が苦戦しています。
その原因は、
1.外食離れ?
・好調な外食産業は存在する
2.価格戦略の遅れ?
・380円は高い?
はっきり言って、どれも的外れです。
一番の原因は”味”
つまり、吉野家の牛丼はまずくなってしまった。
ということにつきる。
吉野家との付き合いはかれこれ30年。
大学時代は徹マン明けは
必ず牛丼。
リクルート時代は、吉野家の採用支援。
そして、今は月イチユーザー。
最近、一気にまずくなった。のです。
時々食べる吉野家の牛丼はおいしかったのになあ。
これでは、顧客は離れていってしまいます。
一度倒産を経験した吉野家。
その時の敗因も”味”
コスト削減のためにタレを粉末にし、
顧客離れを引き起こした。
それと同じことが起こっています。
この現象は吉野家に限ったことではない。
本業以外で付加価値をつけることに
うつつを抜かし、
一番大事にしなければいけないことを
見失ってしまう。
サービス過剰で、味が落ちた高級レストラン。
「走る」「止まる」「曲がる」という基本性能を
疎かにした自動車メーカー
中身のないマニュアル本を量産する出版社
目先の視聴率に捉われ、中身のない番組を
垂れ流すテレビ局
広告が入らなくなったために
スポンサーのいいなりになり始めた
マスメディア
全く同じ症状です。
ともあれ、
吉野家、頑張れ!
次に行った時にまずかったら
もう行かないかな。