「ワークライフバランス」
という考え方が
徐々に世の中に浸透してきています。
仕事とプライベート、
両方のバランスを考える。
豊かな人生のために必要な考え、
なのでしょうか?
そのために、
”働くこととは何か”
”仕事とは何か”
をしっかりと考えなければ、
間違った方向に行ってしまう危険を感じています。
間違った方向とは・・・
仕事もそこそこ
プライベートもそこそこ
の非常に中途半端で充実感のない
人生になってしまう。危険です。
社会に出ると、仕事は人生の中で、
もっとも多くの時間を費やすもの。
であれば、まずは仕事の充実を図るべき。
新人研修では、新人たちに
「最初の3年でビジネス人生は決まる」
「この3年間は全て仕事中心で考えなさい」
と伝えています。
ここを中途半端にしてしまうと、
後で取り戻すことは難しい。
ここで、仕事の面白さを味わうことができなければ、
仕事の時間が無味乾燥なものになってしまう。
ワークライフバランスは
長い人生全体の中で考えないといけません。
新人の時から”ワークライフバランス”は
考えない方がいい。
出産や育児で、
ビジネスのキャリアが中断したあと
復帰する時にも
それまで、仕事に打ち込んだ経験がなければ
キャリアの復活は難しい。
世の中が甘い方向にいっているようで怖いのです。
受検勉強も同じ。
遊びたい、テレビをみたい・・・・
色んなことをある時期犠牲にするから
得られるものがあるし、
その経験がそのあとずっと生きてくる。
適当に勉強しても
すべてそこそこにしかならない。
だから新人には
「真剣に仕事しろ!」
と言い続けます。
会社の中で、新しいことを始める時、
あるいは、今までの制度や体制に対して、
「あれは良くない」
「この仕組みはダメだ」
「これでは誰もついていかない」
など、様々な理由で
意見したり、反対したり・・・。
あるいは、世の中に意見したり
する人がいますが、
反対するだけなら誰でもできる。
代案がなければ、反対する資格はない。
子供じゃないんだから
”これはヤダ!”
”やりたくない!”
と同じ。
代案・・・
考え抜いた、しっかりとした”プラン”を
持っていなければ、
周囲の人を動かすことはできないし、
かきまわすだけマイナス。
変わりのプランを考える時に
重要なことは、
「世の中は大きなシステムで動いている」
ということ。
ある部分を変えたら、必ず関連する
他の所にも影響を与える。
そこまで考えてプランをつくらないといけない。
ということを考えていたら、
なぜ、小沢一郎が大きな影響力を持っているのか
という仮説につながってくる。
彼は、従来の政治の巨大で複雑なシステムを
熟知している。
だから、ある領域の専門家や
熱い思いを持っている人が、
一部分を変えようと動き出すと、
全体のシステムの視点から指摘を行う。
そうすると・・・
「そこまでは考えていませんでした・・・」
彼は、そこまで考えて
「それならこうしたら?」
「わかりました」と。
彼は、そのシステムそのものを理解した上で、
変えていける人を探しているのかもしれない。
・・・今日のラン・・・
10日(木) 皇居往復+皇居1周 11K
体重 61.0K これだけ走っても増加気味!
昨日は、
”自走する組織”の体験プログラムを受講。
研修を主催、実行する身でもあるので、
時間を作って、できるだけセミナーや講演会に
参加しているのですが、
これは!という体験がなかなか得られない。
”反面教師”として、
こんな進行すると、受講生はこう感じるんだなとか、
受講生のその時の状況をつかまないと
気持ちも意識も離れるんだなあ。
ということを学ぶことがほとんど。
(意識が離れると、途端に眠くなるし・・・)
でも、昨日のセミナーは面白かった。
講師が自然体で、自分の言葉で語っている。
それに、最初ちょっと嫌な受講生の雰囲気を
漂わせていたら、
すぐに気付いて、うまくフォローする。
さすがです。
で、テーマは”自走する組織”
頭ではわかっても、実際の現場では
当事者意識が希薄になって
”他人事”になることが、
よくわかる。
わかるから、変えようとする力が生まれる。
という体験に共感。
現場周り同様、受講生の体験を続けることも
やっぱり必要ですね。
・・・今日のラン・・・
9日(水) 皇居往復+皇居1周 11K
途中から雨。
雨の中で走るのは、久しぶりで意外と気持ちいい。
体重60.6K
日本は同質社会?
最近、”多様性”というテーマを考えています。
人種・性別・宗教・国籍・年齢・障害・・・
欧米企業と比べ、多様性の幅が狭い
日本企業において、
多様性意識して、採用・育成・昇格などの
人事諸施策を実施すること=
変化対応力に秀でた強い組織になるのでは?
まず、入口の採用。
採用の効率・・・を考えて、
1.新卒主体になりすぎていないか。
2.採用拠点があるエリア中心になっていないか
・特に首都圏+関西圏(+中部圏)
次に、昇進/昇格
1.男性主体になっていないか。
2.女性の昇進に障害はないか。
いやいや、うちは公平に行っています。
結果的に、採用する大学が偏ったり
男性が昇格しているだけで、
機会は平等ですよ。と。
その前提を変えないと、
多様性を競争優位にすることはできません。
ということを企業に提案し始めているのですが、
最近一番好きな番組
「ハーバード白熱教室」
でも同じテーマがありました。
アメリカでは数十年前から
議論している。さすがです。
お手本があって、追いつくことは得意な日本。
日本企業独自の多様性を考えるタイミングに
きているのではないでしょうか。
・・・今日のラン・・・
8日(火) 皇居往復+皇居1周 11K
体重60.4K
今月は今日で114K!
雨が降らなければ・・・。
週末、ちょと長めのランニング。
神保町を過ぎて、
学士会館の角を曲がったところの路上に
”大量の血痕”が
しかも、生々しい。
しかも、数人の男が慌てて毛布で隠している・・・。
人通り、クルマの通りもほとんどない。
”えっ!やばい!”
確かこの先に神田警察が!
と思った瞬間、
「ドラマの撮影やってます」
と殴り書きした段ボールを持った人が。
なんだ、撮影か。
と改めて見ると
佐野史郎が座ってました。
なんのドラマだろう?
都内はいたるところで
撮影やってますね。
・・・今日のラン・・・
5日(土) 会社~皇居往復+皇居3周 17K
6日(日) 皇居往復+皇居4周 25K
7日(月) 皇居往復+皇居1周 11K
体重60.4K
今月に入っても、走りが快調!
今日で100K超えました。
このペースだと今月400K?
セクハラ、パワハラ。
一般的な言葉になり、
多くの企業でも啓蒙のための教育が
行われるようになりました。
そのこと自体は、良いことなのですが、
おかしなことになっている事例が
増えてきています。
ハラスメントの意味が
「何をしたか」から
「相手がどう感じたか」に
解釈が拡大したことによって、
ハラスメントの”基準がない”
状態になってしまっています。
そうなると・・・
どう思われるかわからないから
触らぬ神に祟りなし。
職場の中には、稀にちょっとしたことで、
”気に障って、騒ぎだす人”
”他人の感情に全く無頓着な人”がいます。
コトが起こったら、面倒なので、
基準をその人たちに合わせてしまい、
他人に積極的に関与することは危険だから
会話は仕事上で必要なことだけにしよう
⇒雑談やプライベートなことには触れない方が無難
⇒人間関係が希薄になる
⇒困った時に協力しない(出来ない)
⇒無縁社会ならぬ無縁職場に
と、活性化しない職場になってしまいます。
職場はチーム。
お互いの個性・強み弱み・好き嫌い・・・
を知らないと強いチームは生まれない。
こんな職場が増殖しています。
ハラスメントの考え方、
もう一度きちんと考えた方が
よさそうです。
個人情報の扱いも
同じことが言えますね。
・・・今日のラン・・・
4日(金)皇居往復+皇居1周+α 11.5K
体重60.0K(この調子!)
営業トレーニングプログラムを再開しました。
なぜか・・・
うちの会社に訪問してくる営業マンや
あるキッカケで知り合った営業マン、
彼らと会っていると、
「教育されてないなあ」
「もったいないなあ」
という気持ちがフツフツと湧き上がり、
私の営業魂に火をつけてしまった。
という感じなのです。
私が10年前に会社を立ち上げた時の思いが
”営業という仕事の誤解を解く”
というところにあったので、
恥ずかしながら、
創業の理念を改めて思いだしたのです。
多くの営業マンが、
あのような営業をしていたら、
「営業って、やっぱり押し売り」
「必要ないものを如何に売りつけるか」
「営業マンに騙されるな!」
と営業を誤解してしまうのも当然だなと、
感じてしまったのです。
こうなった間違いの一つが、
「ソリューション営業」あるいは
「問題解決型営業」
という営業手法。
結局、こんな問題でしょう?
と問題を勝手に作り出して、
「こんな解決策(商品/サービス)ありますよ!」
と押し売りしてしまうパターン。
あるいは、
「御用聞き営業」は古い営業スタイル。
これからは
「問題解決型営業だ!」と誤解して、
「御用聞き営業」を低くみてしまうパターン。
いずれも、営業マンを間違った方向に導いて
しまっています。
ということで、営業トレーニングの新しい形は
また改めて。
今日は初夏の日差し!
夏は暑いのに限りますね。
夏は暑く、冬は寒く。
ただ・・・ランニングの時に
やっぱり暑いのは大変だから、
起きる時間を早くしようかな。
毎日走っていても、
何キロ走っていても、
最後の500mがつらい。
最後はウォーキングにしようかな。
という気持ちとの葛藤があります。
レースの時も同じ。
ハーフマラソンの時は、
20K過ぎて最後の1K弱の距離が、
それまでの20Kより辛いし、
フルマラソンの時は、
20Kなんてただの通過点で、
40K過ぎた2Kが辛い。
これは仕事も同じ。
最後の最後まで手を抜かない。
これを繰り返せるかで、
能力が伸びるか、
成長が止まるかが
変わってくる。
最後のひと踏ん張り、
大事ですね。
ということで、
サッカーの時間帯別得点(失点)
を調べてみたら、面白い結果が。
やはり、75分過ぎてからのゴールが多い。
しかも、Jリーグでは、
J1からJ2に降格するチームは、
75分以降に失点している試合が
圧倒的に多い!
やはり、最後のひと踏ん張りが
効くか効かないかで、
大きな差が出るものです。
・・・今日のラン・・・
3日(木) 皇居往復+皇居1周
体重 60.0K・・・この調子!
新人研修、1年後のフォロー研修を
行っていると、
1年間でものすごく成長していることを実感します。
しかし、1年ではまだまだ。
3年~5年経って、
中堅社員研修で、再び出会うと、
立派な社会人になっている。
1年目、2年目はまだまだ成長の過程。
この間で社会に揉まれ、
社会とのつながりを仕事を通して、
体験するかが、その後の成長を決めます。
翻って、学校の先生。
大学を卒業すると、
いきなり”先生”
として、子供の教育を任される。
やっぱり、どうしても無理があるように思えます。
社会を知らない人が、これから社会に出る人を
教える。
もちろん、学校の勉強として担当する教科を
教えることが大事な訳ですが、
その基礎として、一般の社会を経験していない
弊害は大きいのではないでしょうか。
教職課程を延長する動きもあるようですが、
社会人経験のある先生をもっと増やす、
あるいは、一定の社会人経験がなければ
教師になれない制度にしていくことが、
必要なのではないでしょうか。
・・・今日のラン・・・
2日(火) 皇居往復+皇居2周 16K
体重 60.8K