学習到達度調査(PISA)の
最新の結果が発表された。
日本の順位は多少上がったようだが、
初参加の上海が全て1位。
中国の教育レベルの高さには
そう驚かないが、
気になったのは、日本の結果。
全体のランキングは上がったが、
最も低いレベルの割合が増えていること。
「悪貨は良貨を駆逐する」
の例えの通り、
対策を考えないと、日本のレベルはどんどん落ちていく。
日本の最大の資源は
”人”
であるはずだから。
その記事で気になった点がもうひとつ。
低いレベルの子は、学習意欲が低い。
だから、勉強が何の役に立つのか
伝えないといけない。
との意見。
そもそも、それが間違っている。
何かの役に立つから勉強するのではない。
勉強そのもの楽しさを実感させることが先決
・新しいことを知る、そしてもっと知りたくなる
・できないことができるようになる。できる喜び
・それを通して、世界が広がる
そのためには、基礎はとにかく身につけさせる。
理由なんてない。
とにかく勉強させること。
「こんな勉強してどんな意味があるんですか?」
に対して、
「それはね・・・・」ではなく、
面白く勉強させる、知らず知らずに
勉強に熱中させる環境をつくること。
教育者はこの方法を考えて欲しい。
研修でもその持って行き方は、
いろいろ工夫をしている。
乗ってきたら、勝手に学び始めるからね。