何度も書いていますが・・・、
就活スタートした3年生は、
就活本を読んではいけません。
あれするな!これするな!
こうしなさい!ああしなさい!
というトンデモアドバイス満載というだけでなく、
書かれていることそのものがミスマッチだらけだから。
就活本に書かれているのは、
有名、人気、難関企業の就活対策。
しかし、有名、人気、難関企業が
採用したい学生は、
入りたい学生とは関係なく、
採用したい学生。
「第一希望です!」
より、
「他の業界にも興味があります」
という優秀な学生。
なので、マニュアル的対応したら即OUT!
一方、中堅校以下の学生が、有名・人気・難関企業に
入社できる確率はごくわずか。
その中で採用したいのは、
学生時代、本気で頑張った奴だけ。
3年生になってジタバタしても、もう遅い。
これが現実。
本当に必要なのは、
中堅下位校の学生に、
自分たちが置かれている現状を
正しく伝えて、
レベルにあった企業とのマッチングを
行うこと。
就活本は、この現実を無視して、
ES、SPI、面接等の対策を行えば、
どんな会社からでも内定が獲得できるような
錯覚をおこさせてしまう。
高校3年の秋に偏差値40の高校生が、
東大や早慶受けても無理だから。
(数千人合格するから中にはいるけど、それは誤差)
就活もこれと同じ。
今必要なのは、
中堅校なら中堅校向けの
下位校なら下位校向けの
それぞれにふさわしい就活指導を行って、
就職可能な企業、業界、業種の知識を
伝え、マッチングすること
就活本執筆者の多くは、
上位行出身、人気企業出身だから、
体感していない。だから書けない。
世の中の学歴格差は大きい。
大学合格後、入学前に
中学校の算数や漢字を復習させたり、
友だちのつくり方の講座を行う学校がある時代である。
現実を見せて、現実レベルの就職指導が必要なのです。
仕事、人生にマニュアルは必要ない!
追記
中堅下位校から人気・難関企業への就職も
100%無理ではない。
しかし、それは数千人の在校生のうちの
ほんの一部でしかない。
多くの人は、現実的な中から企業を選択し、
仕事を通して、頑張って行った方がいい。
大手・有名・難関企業以外にも
いい会社はたくさんある。