とある会社の話です。
創業者の目の付けどころがよく、
この時代でも、順調に業績を伸ばし、
利益も潤沢。
ニッチで権利関係が複雑なので、
競合との競争もなく、
のんびり仕事ができる。
するとどうなるのか?
仕事、しなくなるんですよね。
いや、仕事をしているフリをするようになる。
例えば、一応新しいことを始めようと動き出す。
会議、資料作り、議論。
そして、会議、資料作り、議論。
そして・・・。
「まだその時期じゃないね」
「もう少し様子をみないと」
「うちがやる仕事じゃないね」
やらない理由、できない理由はいくらでもでてくる。
でも会議しないと、毎日やることないからね。
結局何もしない。
真剣に考えることができなくなる。
身体が動かなくなる。
そして、ある日突然・・・。
今の日本と同じ。
本当の危機が迫らないと人は動かないのかな?
考えることをやめてしまったら、
本当の危機がきても、言い訳ばかりするのかな?
とある会社の本当の話。
(まだ、ある日突然・・・にはなっていませんが)