みなさんは仕事をしている中で、どの程度本音で語っていますか?
仕事柄多くのマネジャーとお会いするのですが、会議やミーティングが
終わったあとで、「実はね・・・」「そうは言ってもね・・・」という会話が実に多い。
なぜ、会議の場で「実はね・・・」が出てこないのでしょうか?
本音が出てこない会議には、どんな実りも生まれません。時間の無駄です。
例えばある会社の営業支店長会議で、
今月は〇〇製品の販促を集中的に行う。そのため営業マン対象の〇〇商品の勉強会
を行って、行動管理をしっかり行うように。毎週、売上の見込みを上げてもらう。
他に戦略はないか?
A支店長「エリア分けを行って、担当営業マンを決めて集中的に営業をかけさせます」
というやり取りがあったとします。
そして、会議の後で「そうは言っても営業は△△製品の拡販で大変だから〇〇製品だけに
注力するのは難しいんですよ。そもそも、〇〇製品は納品後のトラブルも多いし・・・。
まあ、その辺は事業部長もわかってると思うけどね」
とA支店長が語りかけてきたり。
なぜか、このような場面に遭遇することが最近多いのです。
ものが売れなくなってきたから、会社の業績が思わしくないから、上の言うことには
とりあえず従っておこう。目をつけられたら大変だから。という意識なのか、
本音と建前を使い分ける・・・本音を言わない癖がついてしまっているように感じてならないのです。
物事は本音で語らなければ前に進んでいきません。
自分も本音で語らない、相手も本音を語らない。そんな虚構の世界を作っていませんか?
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