昨日(7月30日)にNHKで「これでいいのか ニッポンの教育」を見ていたら
興味深いシーンがありました。
”基礎的な教育は詰め込みで行うべき”
”創造的な力を養ってから、基礎的な教育を行うべき”
”その折衷案で”
と、それぞれの主張をNHKの論説委員が語っていました。
創造的な力は、基礎的な知識や学力、考える力がないと発揮できないので
私は、”小学生の時は勉強するクセをつけさせる”
おもしろく勉強させるのではなく、”勉強することがおもしろいと思わせること”
が大事だと思うのですが、
番組で興味を引いたのが、
最後の最後に、「基礎的な教育は詰め込みで行うべき」と主張していた方が
ポロっと「でも、自分の子供には全然違う教育をしたんですよね」
と語ったところ。
べき論で討議をしても、ただの評論家で本質は深まらない。
この後続ければおもしろい内容になっただろうと残念でしたが、
今の世の中、多くの人がもっともっと本音を素直に語って欲しい
と感じたエンディングでした。
それを受けたMCの加藤浩司も
それを批判せずに、「そうなんですよね。自分の子供のことになると難しいんですよね」
と、受け容れていたのもよかったのですが、
やっぱり、この先の議論が聞きたかったなあ。
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